今回私が紹介するのは「夜は近きにあり」という言葉です。
「夜は近きにあり」
過ぎ去ったものには—–ありがとう
来たろうとするものには—–よし!
ダグ・ハマーショルドが国連事務総長に選ばれた1953年の日記「道しるべ」の冒頭に書かれています。
英語ではこうなっています。
For all that has been, Thanks.
To all that we shall be, Yes.
〝Yes〟は日本語訳にあるような「よし!」に表される「さあ、何でもこい!相手になってやる!」といった感覚とは少し異なるように私は思います。
それはむしろ、素直な「はい」。俗な言葉で表現するならば、「全てをお受けします」の意味でしょう。
常に謙遜さを持って、人生で遭遇する全ての事に「ありがとう」と感謝し、どのような事も受け取ろうとする人生姿勢を大切にしたいものです。
就労移行支援施設すずかぜ
施設長・講師 大城 豊