豊かな言葉No.25 「勝利(ある婦人の日記から)」
あるご婦人が自分の日記を整理しました。 『こんな人生なら一層のことすべてを投げ出して、誰も知らない所で新しい人生をスタートした方がよっぽどましだ』と考えて その前に自分の過去の嫌だったり苦しんだりしたことを書き出していた …
あるご婦人が自分の日記を整理しました。 『こんな人生なら一層のことすべてを投げ出して、誰も知らない所で新しい人生をスタートした方がよっぽどましだ』と考えて その前に自分の過去の嫌だったり苦しんだりしたことを書き出していた …
古代では、 <ことばに宿ると信じられた霊力がある> <発せられたことばには内容どおりの状態を実現する力がある> と信じられていたようです。 また、万葉集に 「しき島の やまとの国に言霊(ことだま)の たすくる国ぞ まさし …
元号が「令和」に変わって、何か新年を迎えたような気持ちでいますが、 皆様はいかがお感じでいらっしゃいますでしょうか? サラ・ヤングという著名な学者が書いた「わたしはいつもあなたとともに」の本の中に 「あなた …
「イライラする子供たち」をテーマにした新聞の記事に、次のようなアンケート結果が載っていました。 学校生活の中でイライラした子供が多いと感じますか? イライラした子供はいないと感じた 4.1% イライラした子 …
前回のコラムで「圧倒的なアパシー(諦め)」という言葉を使いました。 わたしはその中で取り上げたあの「白紙の答案用紙に下手なルフィの絵を描くしかなかった子」のことがどうしても忘れられません。 理屈では分かっているつもりでも …
先日、私の教えている看護大学で、ある記者の書いた記事を学生たちに紹介しました。 《ある大学で開かれた教育関係者向けのシンポジウムで、ひとりの教育社会学者が自分の研究成果を発表した。 県内の小学校の協力を得て …
認知行動療法での「認知」とは、「物事の受け止め方」のことです。 この「物事の受け止め方」には人それぞれに癖(くせ)があります。 何を見ても聞いても前向きな受け止め方ができる人は問題ないのですが、過剰にネガティブな受け止め …
先だって、ある果樹園のご主人と話をする機会がありました。 と言うのも、雑誌で“日本のアボカド栽培が成功するかもしれない”という記事を読みチャレンジしているその人に会ってみたいと思ったからです。 このような特集が組まれるの …
2018年が終り、2019年がスタートしました。 昨年の出来事を一文字で表す漢字が「災」でしたが、 果たして今年はどんな一文字で表される年になるでしょうか? 今回は、カソリックの神父ファーベルの書いた詩を紹 …
就労移行支援施設すずかぜでは、日々のプログラム終了後に一日の反省を一人一人述べていますが、 最近「自分の良いところ」を入れてみたらどうかと提案がありました。 それ以降、利用者さんの発言は明るい雰囲気に変わりました。 前向 …